音海小中学校 絵本作りと対談

午前中『世界でひとつ自分だけの絵本を作ろう』
午後『中学生のみんなと対談』
2008年2月12日(火)
会場・音海小中学校
対象・小中全校生徒
ひささんへ
【小学生のみんなから】
◆パステルは最初むずかしかったけど、できるようになってうれしかったです。ひささんは、えがとってもうまかったです。またきてほしいです。
◆パステルというものをはじめてしたのでうれしかったです。パステルをけずるからすごいと思いました。
◆パステルをけずるのがむずかしかったです。時間内にできなかったけど昼休みにしてぎりぎりで、ひささんに読んでもらえてとてもよかったです。
◆われながらにいい出来でした。楽しかったですよ。ありがとうございました。
◆色鉛筆だけだと、あまりやわらかい絵は描けないけれど、色がついた粉などを使うと、ふんわりしたきれいな優しい絵が描けることが分かった。あまり絵が得意でない僕でも、やさしい色の絵が描けました。あのような優しい絵が、すごく好きになりました。
【中学生のみんなから】
◆混ざるとどんな色になるのか楽しみだし、絵の具では出すことの出来ない色が描けて新鮮な気持ちになりました。これから、いろんな色を使って自由に絵が描けるといいなと思いました。
◆最初は、うまく描けるか不安だった。しかし実際やってみるととても面白くて
、どんどんアイディアが沸いた。自分の指で描くというのははじめてで、鉛筆で描くよりすごくやわらかい絵が描けてびっくりした。あまり絵はうまくないけれど、自分の中ではすごく気に入った絵本が出来てうれしい。
◆ひささんのお話を聴いて、わたしもそうだなと思うことがたくさんありました。初めてひささんの絵を観た時は、可愛い絵だナと思っていましたが、お話を聴いて、かわいいだけでなく、いろんな気持ちがたくさんこもっていて元気をくれる絵だと思いました。ひささんのお話が聴けて
とてもよかったです。ありがとうございました。
◆クレヨンの使い方に感動しました。そんな使い方もあるなんて知りませんでした。それを知ったおかげで自分の絵を描く能力が増えた気がしました。受験が終わったら描いてみます。
ひささんの子供のころの話に感動しました。ひささんの絵は明るいから、そんなつらいことがあったなんて思いませんでした。あきらめたい気持ちより、絵を描きたい気持ちが強いことよく分かります。
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先生方お写真ありがとうございました!

話すたびちゃんと反応してくれる子供たち。まだ教えてないうちから
ワクワク感が伝わります。今日、ひとつ緊張することが・・。音海小中学校に幼稚園からの同級生が先生で居られるのです。とっても照れくさかったです・・
中学の時の国語の先生も居られました。

さぁ、描きはじめます。12月は、ちょっと寒空にサンタの帽子かぶった女の子に雪、でしたが

1月、2月は、春への希望を込めて

虹色の空に、天使の女の子。ふわふわ雪を降らせます。
夏は、あじさいと雨。夏はにゅうどう雲。秋は紅葉、と季節ごとに見本の絵も変化していきます。


教頭先生も観に来てくださいました。高浜駅へ送り迎えしてくださいました。その間、子供たちへの想いを聴かせてくださり、わたしもお話できて、心に残る時間でした。

中学生が、小学生の席にひとりずつ居ます。小学生を見守る優しい眼差し。そんな心が育つ、小さな、でも大きな学校では学びきれない部分が、この学校には詰まっています。うらやましいな〜!

ぐるぐる鉛筆!なつかしいですね☆一生懸命描いています。

こちらは、どんどん!描いています。観てるほうも楽しくなる!

削るのたいへん?がんばって!

描けない、という想い。大丈夫。描けるから、ゆっくり、自分の好きなもの思い出してみて。学校で何が1番たのしい?

作りながら説明するので、これは、私の見本。やはり海の絵が描きたくなりました。

とても親しみこめて先生と話す子供たちです。こういう空気、いいなぁ〜♪

絵本になってきた。いろんなアイディアが生まれます。

中盤で製本に突入。絵本の形になると、やる気が倍増するからです。

失敗しても大丈夫。

「学校でたのしいとき・・・体育!」「お!じゃぁ体育で何が1番すき?」「・・跳び箱!」
でた、でた、跳び箱!な〜んていい題材が飛び出してきたんでしょうか。
ふたりで、あーしよう、こーしようと盛り上がります。きっといいのができるよ。

できあがった子から、読み聴かせさせてもらいます。みんなで拍手!笑いも、お〜!の歓声もあがり、みんな、パステルの画法と優しい心を存分に使った絵本を作ってくれました。














お昼から、対談タイム。私の体験談を聴くという時間を、用意してくださいました。生きることをやめようという心と、絵描きになる想いを抱えていた中学生の頃。絵描きになるんだという想いが、1秒差でいつも勝って、私を生かしてくれました。
自分に「ある」と思うものを信じることは、どんなにチャンスがめぐって来ない時もゆいつ無くならない可能性。
自分に「足りない」と思うものがあればこそ、得ようとする力が沸く。
「ない」って実は、とってもラッキーなことなんだよ、
そんなことを感じ取ってほしいと、体験談を話すつもりが
実際、思うように話せたか分かりません。
へたくそで、ごめんね。自分の体験、話すのって難しいね。
でも、一生懸命聴いてくれたみんな、自分と重ねて考えてくれたみんな、本当にありがとう!
わたしも、中学生というときを悩み苦しみながら過ごしてきたひとり、として
みなさんにお話できたことうれしく思います。



小中あわせて全校生徒15名の音海小中学校へ。
帰ってきた今でも、子供たちや先生の笑顔を思い出すと胸がいっぱいになります。
駅に迎えに来ていただいた教頭先生、熱い想いで開催準備進めてくださった担当の先生
そして、ほかどの先生方もとってもあったかくて、
かわいい純粋な小学生たち
その子たちのお兄ちゃんお姉ちゃんのような中学生たち
人懐っこいのに礼儀正しくて、みんないい子たち。
大きな家族みたい。
その空気に私のほうが癒されて
おかげで、とてもいい雰囲気で、絵本作りを進めることが出来ました。
続けてきてよかった、そう思わせてもらいました。
弟たちを見守る優しい眼差しの絵本
オレンジ色の夕焼けの絵本
音海の自然が育てた心ですね。なんだか絵も言葉も優しくて泣けてしまいました。
絵本作りでいろんな場所を回らせていただきましたが
たくさんの素晴らしい絵本に
世界でひとつの作品に出会ってこれたこと、宝物に思います。
1番うれしかったのが、
絵をあまり描こうとしない男の子が、
1冊一生懸命完成させてくれたことです。先生も驚いておられました。
思いつかない、と頭を抱えるその男の子と
話ながら、案を出して納得してもらいながらの絵本作りでした。
最初は、筆箱で絵を隠していたのに、少しずつその壁はなくなっていきました。
3ページ編成の跳び箱を飛ぶ絵本にしたのですが
最後は、1ページ自ら増やすと言ってくれた。
「最後に「出来た!!」という顔を描きたい」
描けないと言っていた子が、自分で、描きたいんだって言ってくれました。
時間内に終わらなかったのを残念そうにしているので、「パレット置いていくよ、休み時間に続き描けばいいよ、」って言いました。
そうしたら、昼休み時間に一生懸命描いて
給食と中学生との対談の時間を終え、私が帰る前に仕上げてくれました。
帰る間際の記念撮影では、お気に入りのページ広げて隣に並んでくれました。
わたしも、絵が大好きだったけど
恥ずかしくて誰にも見せれない子供だったのです。
この子の、達成感に溢れた顔が最高にうれしかった!一生懸命作ってくれてありがとう。感動しました。
給食を中学生のみんなと一緒に頂いて
ふかふかのおいしいパンや、名物?紅茶卵を堪能。
午後、30分ほどわたしと中学生と対談。
わたしの中学や絵の仕事の経験談を聴いてもらい、その後質問タイムです。
しかし
やはり私ゆっくり話しすぎて、充分にメッセージ伝えれたかわからない状態で終わってしまいました。ひとり小浜線で反省会だ、とちょっと落ち込みました。
でも、私より落ち着きがあり賢い音海の中学生たち。笑顔で拍手とそして、
後に、1番上に書いたように、感想を送ってくれました。読んで、もう1度「ありがとう」って伝えたくなりました。
またお返事します。
音がする海と書いて、おとみ。
いい学校だったなぁ〜!音がする海の小中学校。
出会えたことに感謝します。
みんな、み〜んないい子だったな!
わたしの記憶に、若狭高浜・音海の優しさがたっぷり染み込んだ1日でした。
- [2008/02/13 15:09]
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